
家事や育児を手伝ってくれない夫、残念ながら日本全国にたくさんいます。
夫によっては、家事や育児を手伝ってはくれるものの、その結果が中途半端だったり雑だったりして二度手間になるケースも。
上手に夫に家事や育児を手伝ってもらうには、一体どうすれば良いのでしょうか?
夫のタイプ別に賢い対処法を考えてみましょう!
【夫のタイプ別】家事や育児を依頼する方法
夫に家事や育児の手伝いをお願いするときは、夫のタイプを見極めて、それぞれのタイプに合ったお願いの仕方をしてみましょう。
「お願いしてくれないと手伝ってくれないのか」と怒りたくなりますが、お願いするだけで自分が少しでも楽になれる!と考えると気持ちも少し楽になりますよ。
家事や育児を全く手伝ってくれない夫
家事も育児も、何も手伝ってくれない夫。なぜ手伝ってくれないのでしょうか?
単純に「妻が手伝ってほしいと思っていることに気が付いていない」というケースが大半です。
妻側の意見とすれば「言わなくてもそれぐらいわかるでしょ!」とか「いちいち言わないと動けないのがむかつく!」と怒りたくなりますが、そこはグッと堪えて「手伝ってほしい」と言いましょう。
お願いするときは「くつろいでるところ悪いんだけど~」や「ごめん、ちょっと手伝ってほしいんだけど~」と夫の立場を立てる言い方をすると、スムーズにいく可能性が高いでしょう。
「家事や育児は夫婦共同で行うはずなのに、なんで私が下手に出ないといけないの!?」とは思いまずが、そこは損して得を取る考え方で乗り切りましょう!
お願いしても嫌がる夫
家事や育児をお願いしても、「えー」とか「面倒くさい」「なんで俺が?」と言われたり、あからさまに嫌そうな態度を取られると本当に腹が立ちますね。
お願いしても嫌がる夫の場合は、お願いの仕方を変えてみましょう。
男性は基本的にプライドが高い生き物です。「人に指図されて動く俺」を認めたくないのかもしれません。
お願いしても嫌がる夫には、俺様のプライドの高さを逆に利用したお願いの仕方が有効です。
「手伝って!」とお願いするのではなく「私には出来ないんだけど、これ出来る?」を装って、家事&育児を手伝ってもらいましょう。
例えば、スーパーで飲み物など水ものを大量買いするなどの荷物を運ぶのは重いですよね。
重い荷物を運ぶ時、「男の人ってこんなに重いものでも片手で持てるの?」と聞いてみましょう。
持ってくれたら、すかさず褒めます。「すごい!」や「さすが!」「私にはできないわー」などの言葉で俺様スゴイの気持ちが満たされ、気分良く手伝ってくれるでしょう。
ダメ出しをしてくる夫
妻がこなす家事や育児にダメ出しをしてくる夫、本気で面倒くさいです。
ダメ出しをしてくる夫は、主導権を持ちたいという性格や、常に自分の立場が上でありたいと願うようなマウンティング夫に多くみられます。
ダメ出しをしてくる夫のダメ出しは、気にしないでOKです。
特に内容に意味があるのではなく、単純に夫は「誰かがしたことに対して何か言いたいだけ」なので、言わせておけば本人は満足できるものです。
ダメ出し夫は誰かに教えることが好きなので、この際できない愚妻になりきって、家事や育児はどんどん任せてしまいましょう。
「どうやってやるの?」「どうしてそんな裏技知ってるの?」「そうやってやったらキレイになるんだね」などと褒めると、もっとやる気になってくれるでしょう。
完璧にこなせない二度手間夫
家事や育児を嫌がらず、お願いすれば快く引き受けてはくれるものの、どうもツメが甘い、洗濯物を畳んでとお願いしてもグチャグチャでまた畳み直さなければならない…など、二度手間になる夫。
気持ち良くありがとうと言いたいのに、言えないストレスを妻は抱えることでしょう。
二度手間夫に悪気はないのです。
頼んだ内容が、本人にとって少し難しいor少し多いなど、夫の技量とお願いの内容が伴っていないだけです。
妻にしてみれば簡単に思える家事でも、慣れない夫がするのですから、難しくても当然と少し広い心で見守ることが大切です。
例えば、前述した洗濯物の場合、畳むのが簡単なタオルだけをお願いするなど、少し量を減らしてスタートします。
出来るようになれば、次はこれ!とステップアップさせていきましょう。
二度手間夫は、手伝うことに協力的であることも多いため、少しずつでも出来ることが増えていけば家事も育児も快く要領よくこなしてくれる素敵な夫になるのも夢じゃありません!
夫に協力させるには「お願い&褒める」が基本

夫が家事や育児に協力するのは、家庭を円満に保つためには非常に重要なことです。
何も言わずとも協力してくれるのが理想ですが、そうはいかないケースも多いもの。
夫に協力してもらうには、きちんと何をしてほしいかを伝えることがポイントです。
男性は女性のように「察する」ということが苦手な方が多く、言わなければ伝わらないものだと割り切っておきましょう。
夫が協力の姿勢を見せてくれた時にはすかさず褒めます。
お手伝いに限らず、男性への褒め方は「さしすせそ」が効果的だとされています。
さすが!信じられない!すごい!センス良い!そうなんだ!の5つです。
上手に繰り出して良い気分で手伝ってもらいましょう。
夫に家事や育児を手伝ってもらう方法まとめ
夫のタイプをしっかり見極めて、タイプにあったお手伝いの依頼の仕方を身に付けましょう。
いちいちお願いしないと手伝ってくれないのが面倒臭いと感じるものですが、手伝ってくれることが当たり前になってくると、言わなくても自然と手伝ってくれるようになります。
手伝ってくれた夫には感謝の言葉をきちんと伝えることも忘れずに!