
買い物のタイミングを逃して、帰宅したら冷蔵庫の中が空っぽだった…という経験はありませんか?
そんなピンチの時も保存食を常備していれば大丈夫。
防災時に備え、どのご家庭でも多少の保存食は備蓄しているかと思いますが、中でも「ツナ缶」は日常的に使える備蓄品としておすすめの食材です。
賞味期限が2~3年と長い事に加え、非常時は漬け込み油をランプとしても活用することができる優れもの!
おにぎりやサンドイッチの具材だけでなく、幅広いレシピにも応用可能です。
そこで今回は、災害時に備えて備蓄しつつ、日々の食生活にも活用できる嬉しい保存食「ツナ缶」を使った節約レシピをご紹介します♪
とろける美味しさ!ツナメルトオープンサンド

調理時間/約10分
1人前/約92円
ツナサンドイッチと言えばマヨネーズと和えてサンドするのが一般的ですが、もう一工夫すると美味しさが格段にアップします!
ツナメルトの「メルト」とは「溶ける」という意味。ツナとチーズのとろけるような美味しさがたまらない一品です。
材料(2人分)
- 食パン…2枚(44円)
- ツナ缶…1缶(90円)
- マヨネーズ…少々
- 塩…少々
- とろけるチーズ(クッキング用)…1つかみ(50円)
作り方
- 食パンを食べやすい大きさにカットしておきます。
- ツナは油を切り、マヨネーズと和えておきます。
- 食パンにツナをのせ、上からとろけるチーズをかけます。
- オープントースターやグリルで、チーズにほんのり焦げ目がつくまで焼いたら完成です。

チーズは、ほんの数分で焦げ目がつくので目を離さないように注意しましょう!
ツナやマヨネーズは加熱しなくてもそのまま食べられるので、チーズに火が通れば大丈夫です。
もし冷凍食パンを使う場合は、事前にレンジで30秒程チンするかオープンで焼いておきましょう。
ツナマヨが美味しい!パスタサラダ

調理時間/約10分
1人前/約44円
ツナはマヨネーズと和えることで、魚臭さやパサつきが気にならなくなります。
黄金の組み合わせであるツナマヨを、サラダに活用したレシピです。
千切りにしたきゅうりと、サラダ用パスタを和えるだけのシンプルなレシピですが、子供たちには驚くほど受けがよく、魔法のようにきゅうりを食べてくれます。
きゅうりの代わりに細い千切りにしたピーマンやズッキーニ、茹でブロッコリーなどを入れても美味しいですよ♪
材料(4人分)
- ツナ缶…1個(90円)
- マヨネーズ…少々
- きゅうり…1本(40円)
- 塩…少々
- サラダ用マカロニパスタ…100g(47円)
作り方
- きゅうりは千切りにして塩で軽く揉み、水が出たら軽く絞っておきます。
- マカロニを茹で、茹で上がったらザルで水を切ります。
- ボールに1と油を切ったツナ缶、マヨネーズを加えてよく和えます。
- 3に粗熱が取れたパスタを加えます。
- 味見しながら、マヨネーズや塩で味を整えたら完成です。

マカロニパスタは「早ゆでタイプ」の柔らかいものを選ぶとツナとよく絡みます。
多めに作っておいて、作り置きのおかずとして朝夕の副菜に出しても良いですね!
パスタは炭水化物なので、あまりたくさん入れるのが気になる方はパスタ以外の分量を倍量で作り、味付けを調整しても良いでしょう。
また、きゅうり以外の生野菜を足す際は、きゅうりと同様に軽く塩もみしてから加えると味が馴染んで水っぽさも気になりません。
マヨネーズがこってりしすぎると感じる方は、代わりにポン酢で代用しても美味しいですよ♪
炊飯器に入れるだけ!和風炊き込みご飯

調理時間/約15分
1人前/約57円
ツナ缶はマグロなどの身をほぐして油につけたもので、ご飯との相性が抜群です。
骨を取る手間がかからないので、油を切ってそのまま炊飯器に加えて炊き込みご飯にしてみませんか?
人参やキノコなども、ご飯と一緒に炊飯器で炊き込むだけでちょうど良い固さに仕上がります。
ツナやキノコから出汁が出るので、めの味付けになっていますが、お好みで調整してください♪
材料(6人分)
- お米…2合(100円)
- 人参…1/2本(25円)
- ツナ缶…1缶(90円)
- しめじ…1株(お好みで調整してください)(87円)
- 塩…少々
- しょうゆ…大さじ2程度
- みりん…大さじ2程度
- 枝豆…100g程度(お好みで)(42円)
作り方
- お米をとぎ、通常の水加減にして30分程度置いておきます。
- 人参は小さめのイチョウ切りに、しめじは食べやすい大きさに割いておきます(しめじだけでなく、他のきのこで代用してもOKです)。
- ツナ缶の油を切って、1に加えます。塩、醤油、みりんを加え、よく混ぜます。この時、お米が水の外に出ていないか確認しましょう。もしお米が水の外に出たままの状態で炊飯するとうまく炊けません(お米以外の具材は水から出ていても大丈夫です)。
- 3の上に人参ときのこを散らし、通常の炊飯器のメニューでご飯を炊きます。
- 炊き上がったら、お好みで茹でてさやから外した枝豆を加え、全体をよく混ぜたら完成です。
ツナ缶を使った節約レシピで手軽に魚料理を取り入れよう♪

子供も大人も大好きなツナ缶。
毎日の食生活の中で様々な方法で活用しながら、万が一の緊急時にも備えたいですね。
ツナ缶は、すでに魚の身がほぐされていて骨を取る必要もありませんので、魚料理を毎日の食卓に簡単に取り入れられるという点も嬉しいポイントです。