
『せっかく節約に励んでいるのに、旦那の浪費癖が止まらない!』
『旦那の浪費癖のせいで毎月赤字!』
夫ばかりが無駄使いをするような環境ではストレスも溜まってしまいます。
夫の無駄使いをやめさせるには、どのような方法が効果的なのでしょうか?
今回は、浪費家の夫に無駄遣いをやめさせるおすすめ対処法をご紹介します。
まずは伝える技術を磨こう
旦那の浪費癖をやめてもらおうと、旦那に注意するときどんな口調で話していますか?
日頃の節約の苦労やイライラから、つい感情的にマシンガントークになっていませんか?
男脳と女脳という言葉を聞いたことがありますか?
感情的に物事を捉える女性に対し、男性は物事を論理的に捉えるという特徴があります。
そのため、ついカッとなって旦那の浪費癖を咎めるような言い方をしたのでは、男性には上手く伝わりません。
夫側が意地悪で妻の言い分を聞こうとしないわけではなく、妻側の言いたいことが夫には上手く伝わっていないのです。
夫に浪費癖をやめてもらうには、まずは浪費癖でいかに家計が苦しいか、いかに困っているかを伝える必要があります。
そのためには、感情的にならずに「夫が分かりやすいように事実を伝える」という技術を磨きましょう!
まずは一目で分かるように、言葉ではなく書面にします。
浪費癖をやめさせるのになんでそんな面倒臭いことをしなければならないの!と思うかもしれませんが、ズバリ、口頭では上手く伝わらないからです。
男脳はそういうものだと割り切りましょう。
書面にする内容は、
- 家計の収支が分かる表を作る
- 夫の浪費がどのくらい占めているか分かるように数値化する
- 夫の浪費の内訳を分かる範囲で書き出す
- 夫の浪費がどの程度削減できれば、どれくらい金銭的な余裕ができ、それを何に回したいのかを分かるようにする
などがおすすめです。
銀行の残高で毎月赤字が出ていることを見せるのも良いでしょう。
妻としてはどうしてほしいのか

夫に伝えるときのポイントとして、結論を話すということも重要です。
単純に夫の浪費を咎めるような言葉ばかりを並べたのでは、夫が気分を悪くするだけで解決法は見つかりません。
話の結論は「浪費癖を治してほしい」ということだと思う方もいるかもしれませんが、それだけでは夫が納得するのには不十分なのです。
浪費していたお金がいくらなのかを洗い出したら、そのお金を節約してどのように使いたいか、何に必要なのかを明確にして伝えることがポイントです。
例えば、
「受験の費用に○○万円程度かかるから、これから毎月○万円貯めないといけない。私は携帯代を○○円減らすから、夫にも協力して○○円減らしてほしい」
と具体的な数値とその使い途があれば、夫も納得してくれる可能性が高いでしょう。
伝える手段は口頭ばかりではありません

面と向かうとあまり話を聞いてくれないという夫もいます。
話せばヒートアップしてしまい、いつの間にかケンカになっているという夫婦もいます。
そういう時は、手紙に書く方法がおすすめです。
言いたいことをまとめることができ、口頭で伝えるよりも伝わりやすく、かつ重みがでます。
特に、夫に手紙を書くことがめったに無いという夫婦の場合は、特別感があり妻の本気度を示すことができます。
口頭で話すとケンカになってしまう場合は、試してみてはいかがでしょうか?
感謝の気持ちを伝える
夫の浪費癖をいきなり完全にやめさせようとするのは、ハードルが非常に高いと言えます。
まずは、月にいくら位出費を抑えてほしいのかを考えてみましょう。
夫がその金額分の節約に励んでくれた場合には、しっかりと感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
誰でも感謝されたりお礼を言われると、悪い気はしないものです。
子供を褒める時と同じように、
「やれば出来る」という自信を持ってもらうことや、やった分きちんと認められる」と思えることで、更なる浪費抑制につなげられるかもしれません。
強行手段はさまざま

話しても分かってもらえない場合、強行手段にでる奥様もたくさんいます。
インターネットサイトに書きこまれている、妻が取った夫の浪費癖への行動を集めてみました。
強行手段を考えている方は参考にしてみてください。
- お小遣いを減らす
- クレジットカードを持たせないようにする
- 毎日お財布に入っているお金の額を妻が管理する
- お小遣いを週払い制にして、まとまったお金が使い辛いようにする
- 夫の母親から注意してもらう
最終的には離婚も視野に
どうしても浪費癖が抜けない夫は、家計を守る立場からすると天敵のような存在ですよね。
もしかしたら、旦那がギャンブル依存症かも?とか買い物依存症?アルコール依存症?などといった病気の気配がある場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします。
専門家の手を借りることで明るい未来が手に入るかもしれません。
本人の受診が難しい場合は、まずは妻のあなたが専門機関に相談してみても良いでしょう。
自治体によっては相談窓口を紹介している場合もあるため、住所地の役所ホームページを確認してみてください。
浪費癖がひどくなり、家族のお金に手を出すようになってしまったら、旦那の浪費癖で一家が破たんしてしまう可能性も高まります。
そのような場合は、いよいよ離婚も視野に入れた方が良いかもしれません。
夫にもそのことを伝えておき、浪費と家族のことを真剣に考えてもらえるようにしましょう。
まとめ
節約や家計のやりくりは、夫婦二人三脚で取り組むことで成立します。
夫婦のどちらかが一生懸命取り組んでも、もう1人がどんどんお金を使ってしまっては、節約に励んでいる方にストレスが溜まりますよね。
夫婦はお互いが気持ち良くお金と向きあえるようになるにはどうしたら良いか、一度真剣に話し合ってみてはいかがでしょうか。
浪費癖を治して、家族で楽しめるお金の使い途を見つけましょう!