
節約に興味のある方なら一度は耳にしたことがある格安スマホ。その中でもおすすめなのが楽天モバイルです。
楽天モバイルのオススメポイントは3つ。
①楽天スーパーポイントが貯まる・使える!
②ドコモの回線を使用しているので通信範囲が広く安定している!
③料金設定が幅広く金額が安い!
今回は、楽天モバイルへの乗り換えについて、筆者の体験談を交え徹底的にご紹介していきます。
楽天モバイルのメリット&デメリット
まずは、楽天モバイルに乗り換えるメリットやデメリットについて考えてみましょう。
メリット
- 大手キャリアと比べて料金が安くなる!
- 月単位でプラン変更が可能!(※ただし、キャンペーンで最低利用期間の縛りがある場合はこの限りではありません。)
- 月単位で余ったデータ容量を翌月に繰越せる!
- 月額料金100円につき楽天スーパーポイントが1ポイント貯まる!
- 楽天市場での買い物の際のポイントが+1%になる!
- スマホの料金支払いを楽天ポイントで行うことも可能!
また、楽天モバイルはドコモの回線を使用しているので、回線範囲もドコモと同じです。
利用速度や通話速度も問題なく、使用していて遅いと感じたことは今のところありません。
デメリット
- 家族割引が無い
- 完全無無料通話がない
- 楽天メールの使い勝手があまりよくない
オプションの「楽天でんわ5分かけ放題(月額850円)」に入ると5分以内の通話は何度かけても無料になりますが、利用しない場合は楽天でんわを利用して30秒ごとに10円がかかります。
また楽天メールは、端末の使用容量がいっぱいになってくるとメールを受信できなくなってしまいます。
そのため、メールを利用する際はYahoo!メールやGメールなど自分の使いやすいフリーメールを利用するのがおすすめです。
料金プラン

通話SIMの料金プランは上記のように分かれます。
1,250円のベーシックプランは、高速通信に対応していないため、低速でもストレスを感じない方であればお得です。
他社からの初めての乗り換えであれば、まずは同等の容量もしくは3.1GBで契約するのがおすすめです。
新料金プラン「スーパーホーダイ」がお得!
2017年9月にとてもお得なプランが発表されました。それが「楽天モバイル スーパーホーダイ」です。

高速通信容量2GB(税別1,980円)~最大容量14GB(税別4,980円)で、「楽天でんわ5分かけ放題」がセットになったプランです。
さらに楽天のダイヤモンド会員割が適用されると、500円引きになり最安1,480円(税別)となります。
「スーパーホーダイ」は、最低利用期間を長期に設定することで端末の割引を受けられる特典がついてくるのです。(※1年は割引なし、2年は1万円引き、3年は2万円引きです。)
ただし、「スーパーホーダイ」利用で端末価格の割引を受け2年または3年で購入した場合は、この期間より前にプラン変更すると違約金が発生してしまいます。
また、この金額で利用できるのは1年間で、2年目以降は月々1,000円アップとなる点が気を付けたいポイントです。
2年目になった時点で違約金などを考慮したうえでプランの見直しを考えた方がいいでしょう。
すでに楽天モバイル契約中の方のスーパーホーダイへのプラン変更は2018年1月25日から受付開始予定なので、今後の動きに注目しておきましょう!
乗り換え方法は3種類
楽天モバイルの契約パターンは大きく分けて3つあります。
①ネット契約
②自宅出張申込(無料)
③店舗契約
それぞれのメリット・デメリットについて確認していきましょう。
①ネット契約
パソコンやスマホから、思い立った時にすぐ契約出来る点がメリットですが、分からないことがあるたびに電話やネットで都度確認する必要があります。
今回筆者はネットから契約しましたが、細かい契約内容に関して不安な方は次に紹介する「自宅出張申込」か「店舗申込」にすると安心です。
- 料金プランや支払い方法(一括または分割)を決めておく
- 楽天にログインして契約内容と規約を確認する
- 1時間ほどで登録したアドレスに「本人確認メール」が届くので「本人確認書類」を登録する
- 最短2日で端末・SIMカードが到着
- 現在使用中(MNP対象)の電話番号から、楽天モバイル開通受付センター(0800-805-1111)に電話をかけて初期設定を行ったら利用開始
※初期設定が完了すると以前のキャリアは解約したことになります。
②自宅出張申込
契約から設定サポートまでを、自宅にて無料で受けられるサービスがあります。
楽天モバイルの販売員が訪問しますので、分からないことがあればすぐに確認出来るので安心です。
ただし、自宅出張申込を利用すると端末価格の値引や返金キャンペーンなどが対象外となります。
出張サービス自体を無料で提供してくれるので仕方ありませんね。
また、自宅出張サービスで申込出来るプランはデータ通信+通話SIMのみで、データ専用SIMは申込不可です。
自宅出張希望の方は、電話かWEBから出張依頼を行いましょう!
③店舗契約
実際の端末を見ながら、店員さんと対面契約できるので安心です。
店舗によっては店員が1人しかいない場合もあり、前にお客さんがいる場合は1組につき1時間程度の待ち時間がかかると思っておいた方がいいでしょう。
店舗契約の場合、楽天モバイルショップのほか、楽天カフェやケーズデンキ、モバワン、ジョーシン、ゲオなどでも申込することが可能です。
店舗契約の際に用意しておくものは、本人確認書類(運転免許証、健康保険証、パスポートなど)と支払で使用するクレジットカードです。
乗り換え時の注意点
乗り換えるタイミングを確認すること
乗り換えのベストタイミングは、今契約しているキャリアの「更新月」です。
更新月を逃すと解約金がかかってしまい、大きく損をしてしまう可能性があります。
乗り換えをする際は、現在使っているキャリアの請求書やマイページで、自分の更新月を確認することを忘れずに!
キャンペーンの確認を忘れずに
契約の前には必ずキャンペーンを確認しましょう。
※上記で紹介した自宅出張申込で契約する場合は、キャンペーンは全て対象外なので確認の必要はありません。
キャンペーンや割引は、ネット契約と店舗契約でも違いがありますのでしっかり確認しておきましょう!
MNPの予約番号取得を済ませておく
他社から楽天モバイルへの乗り換えで、電話番号をそのまま使用したい場合は「MNP予約番号」を取得する必要があります。
MNP予約番号の有効期限が15日なので、申込する日までに取得しておきましょう。
取得といっても発行された番号をメモしておくだけでOKです。店舗契約の際は忘れずにそのメモを持参してください!
MNPを使って乗り換えをする場合には、元の契約キャリアへの手数料約3,000円と楽天モバイルへの手数料3,394円がそれぞれかかります。

乗り換え後の料金比較
それではここから、auから楽天モバイルへ乗り換え後の料金比較をご紹介します。
乗り換え前

乗り換え後

乗り換えたのは2017年2月中旬、乗り換えのタイミングは長期契約の更新時期でした。
今まで適用されていた娘の学割と端末の分割購入割引が終了してしまうため、今後の料金が「家族一人あたり1.5~2倍程度に跳ね上がる」とのことで格安スマホに乗り換えることを決意。
端末本体も古くなっていたので、これを機に一括払いで買い替えることに。
夫婦がスマホ、娘がガラケーを使用していましたが、全員スマホに変え「出来るだけ容量を下げよう」ということになりました。
結果、1台目の月額プラン料金は「5BGプラン」+「楽天でんわ5分かけ放題」で契約し、あとの2台は3.1GBプランです。
実施していた2台目以降月額プラン料金半額キャンペーンが適用され、2台目の月額料金が半額になるので、
【乗り換え前(au)】スマホ2台+ガラケー1台で月々平均11,958円
【乗り換え後(楽天モバイル)】スマホ3台で月々6,185円
ということで、毎月5,773円も安くなりました!
ご紹介した「スーパーホーダイ」に乗り換えることでダイヤモンド会員の我が家は1年間、さらにお得に利用することが出来ます。
乗り換えにかかった費用まとめ
さあ、乗り換えにはいったいいくらの費用がかかったのでしょうか?結果を下の表にまとめました。
かなり高額に見えますが、平均して安くなった金額5,773円で割ると約15ヶ月で元が取れる計算です。

我が家は端末を購入したのでこの金額ですが、端末不要でSIMだけ購入するという場合はもっと格安になります。
最後に
節約を頑張っている人に、格安スマホをぜひおすすめしたいです。
乗り換える際は、自分に合った会社やプランを選択し、キャンペーンなどの内容を理解して目先のことだけに惑わされず、その先まで得であるかを確認することが大切です。
現在、ドコモ、au、ソフトバンクが大手携帯会社として知られていますが、楽天は「第4の携帯キャリア」として電波の割り当てを総務省に申請しました。
これが実現すれば、楽天モバイルでは今後もさらなるサービスの向上が期待できそうです♪

【楽天モバイル】
