
育児中のパパやママであれば一度は聞いたことがあるという方も多い子育てサロン。実際に参加してみたいとお考えの方もいるのではないでしょうか?
今回は、子育てサロンとは一体何をするところなのか?いつから参加出来るのか?参加することのメリットなどをご紹介します。
妊娠中のママや小さな子どもを育てているパパママは必見ですよ!
子育てサロンとは
妊娠中にはじめて「子育てサロン」の存在を知ったという方も多いのではないでしょうか?
子育てサロンとは、育児中のパパやママが子供と一緒に参加する、いわばサークルのようなところです。
参加の対象となるのは0~3歳前後の未就園児が中心になります。新生児の場合は、赤ちゃんの首が座ったあたりから参加してみると良いでしょう。
子どもにとっては同年代の子どもと触れ合うことで、早くから社会性を身につけることに役立ちます。
パパやママは、育児中の同じような経験をしているパパママと育児の悩みを話したり、先輩ママから育児の情報を教えてもらったりすることが出来ます。
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— 受験や進路の教育ニュース「リセマム」 (@ReseMom) 2018年1月10日
十文字学園女子大学の「プラスママの子育てサロン」を取材。ママ同士ならママ同士、子ども同士では子ども同士、近い立場で互いに支え合う姿が見られました。 pic.twitter.com/FzRWxrnE6j
開催場所はどこ?
子育てサロンは、地域の集会所や公民館の一室、児童館や商業施設内のスペース、幼稚園に設けられた専用スペースなど、様々な場所で開催されています。
開催されている時間や曜日・場所などは、自治体のホームページや地域のタウン情報誌などに掲載されていることがあるため、チェックしてみましょう。
対象としている年齢や事前予約の有無なども載っているため、参加する前に確認しておくと安心です。
参加料は必要?
子育てサロンの参加料も様々で、無料のところもあれば有料の場合でも1回数百円程度のところが大半です。
子育てサロンによっては、1時間単位で預かり保育を行っているところもありますので、上手に活用してみましょう。
運営しているのは誰?
子育てサロンは、NPO法人等の民間団体や民生委員、地域のボランティアの方々で運営されているケースが大半です。
元保育士さんや子育て経験者が参加していることも多いので、子育ての悩み相談をする相手がいない…という場合は、相談してみてはいかがでしょうか?
子育てサロンでは何をするの?
用意されているおもちゃや遊具を使って自由に遊ぶことが基本になります。
また、ひなまつりやクリスマス会のような年中行事でイベントを行なったり、誕生日会、絵本の読み聞かせ会を行っているサロンも多いです。
他にも、大きな紙芝居を読んでもらったり、親子で体を使って遊ぶリズム体操をしたり、ベビーマッサージ講座・ママの体力アップ講座などを開催しているところもあります。
内容は子育てサロンによって様々で、子どもの不用品交換会を行っているようなところもあれば、ただお茶を飲んで話をしているだけというところも中にはあります。
いくつかの子育てサロンに参加してみて、子どもの反応が良いところへ定期的に参加すると良いでしょう。
児童会館の子育てサロンでクリスマス会をやりました。
— 齊藤宗弘 (@munehiro_saito) 2017年12月21日
僕は毎年サンタ役(^o^)v
今年もたくさんの子どもたちが集まってくれて、町内会の皆さんが作った手作りのプレゼントを持って帰ってくれました。
子育てサロンは冬休みに入るので、本当のクリスマスは家族と楽しく過ごしてもらいたいですね(^-^) pic.twitter.com/RQ4lsTweT9
子育てサロンに参加するメリット
子育てサロンに参加すると、子どもは友達との遊び方を学びます。
特に一人っ子で兄弟や姉妹がいない場合は、友達と順番を守ることや譲り合うことなどを学ぶチャンスになり、その後の保育園や幼稚園などの集団生活に馴染みやすくなるというメリットがあります。
地元の幼稚園へ通う予定がある場合は、地元の子育てサロンに参加しておくと、入園の時にすでに顔見知りがいる状態でスタートできるので安心です。
地域の幼稚園や小学校の情報だけでなく、病院・歯医者などの口コミが聞けるのは、地元の子育てサロンならではのメリットだと言えるでしょう。
子育てをしていると、悩みや疲れがたまって育児に煮詰まってしまうことも多々ありますよね。
そんな時は子育てサロンに参加することで、悩みを抱えているのは自分だけではないということを知り、安心感や前向きな気持ちを得ることも出来ます。
育児を手伝ってくれない家族の愚痴をこぼしてみても良いでしょう。リフレッシュできる場として、子育てサロンを積極的に活用してはいかがでしょうか?
子育てサロンに参加するときの注意点
子育てサロンでは、子ども用のおやつや飲み物は各自で用意して参加するケースが一般的です。事前に用意してから出かけることをおすすめします。
また、参加するときは同じ月齢同士だからと言っても、おむつ姿で子供をうろうろさせたり、食べ物のついた手でおもちゃを触るなど周りの人が不快になるようなことは避けましょう。
月齢が近い子どもを育てているパパママ同士とはいえ、子育てに対する価値観は人それぞれです。「これくらい許されるだろう」という気持ちで接するとトラブルの素になります。
他の子どもに迷惑がかかるような遊びをしていないかなど、周りに配慮できる素敵なパパママを目指しましょう!
まとめ
地域にある子育てサロンには、子どもだけでなく、育児中のパパやママにとってもメリットがたくさんあります。
普段家では出来ない経験が増え、良い刺激になることでしょう。パパやママも子育てに悩んだら、一度子育てサロンを覗いてみてはいかがでしょうか?