
『コスメポーチがいつの間にかパンパンに膨らんでいる…』
『ドレッサーの上が化粧品でグチャグチャ…』という状態になっていませんか?
化粧品の捨て時がイマイチ分からずに、タダで貰った試供品や使いかけの化粧品を『いつか使うかもしれないから』と長年取っておく方も多いのではないでしょうか。
しかし、化粧品は直接肌に触れるものなので古いものを使っているとキレイになるどころか逆に肌にダメージを与えてしまうことも。
今回は、化粧品を断捨離&再利用してコスメも自分もアップデートする方法をご紹介します♪
化粧品を断捨離する手順
化粧品を捨てると言っても、『どれから捨てればいいか分からない』『全部必要な気がする』という方は、まず仕分けから始めましょう!仕分けのポイントは2つです。
①アイテムごとに分けて全て一箇所にまとめる
まずは、コスメポーチの中や家の洗面台の前、鏡台の前などに散らばっている化粧品を一箇所に集めます。何がどれだけあるのか確かめてみましょう。ファンデはファンデの山、チークはチークの山など、それぞれのアイテムごとに分けておくと便利です。
②主力とサブ1品だけを残す
現在メインで使っているものは確保しておき、それ以外のものは中でも使用頻度の高い1品だけを残し、あとは捨てます。
前回使ったのはいつだっけ?と思うものは全てスッキリ捨て去りましょう!実は自分が必要としているアイテムはこれだけだったんだという事が分かります。
次に化粧品を買い足す時は、今使っている主力コスメやサブコスメよりも必要かどうかを基準にしましょう!今使っているものよりも、戦力が弱いと感じるようであれば購入を控えることをおすすめします。
化粧品の断捨離が必要なワケ

化粧品には、食品の消費期限と同じように使用期限があるのをご存じですか?個別に表示されているものはその期限を守ることが大切です。
個別に表記されていないものは購入から約3年を目安にしましょう。しかし、これは新品&未開封である場合の話。一度開封してしまうと、実は化粧品は使用期限が非常に短くなってしまいます。
化粧品は開封して空気に触れると酸化し、雑菌が繁殖しやすい状態になります。特に液体状のものは、パウダーのものよりも繁殖しやすいので注意しましょう。アイライナーやマスカラ、つけまつげやまつげ糊など粘膜付近で使用するものは、特に注意が必要です。
雑菌が繁殖した化粧品を使用すると、肌が荒れたり発疹やかゆみが出たりすることがあります。肌は強い方だし大丈夫!と過信しないようにしましょう。
開封後の使用期限の目安は?
開封後の化粧品の使用期限は意外と短いものです。基本的にはワンシーズンで買い替えることをおすすめします。以下の表は、コスメごとの使用期限目安です。
リキッドアイライナー |
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日焼け止めや化粧下地 ペンシルアイライナー パウダーアイブロウ クリームアイシャドウ |
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パウダーアイシャドウ |
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酸化や雑菌の繁殖を防ぐためには、保管方法や日々のお手入れも大切です。直射日光を避け、なるべく温度変化の少ない涼しい場所(机の引き出しなど)で保管しましょう!
雑菌が繁殖しないためにも、一度手に取り出した化粧下地やファンデーションなどは出し過ぎたからといって元の容器に戻すのは厳禁です。
ファンデーションのパフやブラシ、アイメイクのチップなどは、特に雑菌が繁殖しやすいものです。週に1度は石鹸か専用のクリーナーを使って洗い、しっかりと乾かして使いましょう。
キレイなパフやチップは、化粧ノリも断然違ってくるので面倒がらずにチャレンジしてみてくださいね!洗浄が面倒な場合は、100円ショップなどで売っている使い捨てのパフやチップがおすすめです。
化粧品に第2の余生を!

使用期限の過ぎた化粧品や、使わない化粧品はスッキリ捨てましょう!というのが今回の本題ですが、勿体なくてどうしても捨てられないという方は、化粧品に第2の余生を与えてから捨てるという方法もあります。
口紅
使わなくなった口紅は、筆に取ったりそのまま塗ったりすることで画材として使うことも出来ますが、おすすめはシルバーアクセの研磨剤としての使用です。
使い方は、歯ブラシに使わなくなった口紅を取り、黒ずんだシルバーアクセを磨くだけ♪専用のクリーナーがなくてもあっという間にキレイな輝きが戻りますよ!
アイシャドウ
使わなくなったアイシャドウは、砕いてネイルのトップコートに混ぜるとオリジナルカラーのトップコートに変身します♪
マニキュア
使わなくなったマニキュアは、ストッキングのつま先部分などに予め塗って乾かしてから履くと、穴開き&電線防止なります♪
穴が開いて電線しそうになった時も破れた部分に塗って乾かせば、電線した穴がそれ以上大きくならずに済むので応急処置としてもおすすめです。
まとめ
シーズンごとに新作が発表されるコスメは、あれもこれもと欲しくなり気付いたら似たような物をたくさん持っていた…というのもよくある話です。
古い化粧品を使って肌荒れやアレルギーを起こさないためにも、定期的な断捨離を行いましょう。化粧品を捨てる時は、自治体のゴミの処理方法に従って正しく捨ててくださいね!