
有料の自治体指定のゴミ袋代、年間いくら払っているか計算したことはありますか?
例えば50円のゴミ袋を週に4枚使用した場合、1週間で200円、1ヶ月で800円、1年ではなんと9600円にものぼります。これは一刻も早く見直す価値がありそうな出費ですね!
自治体指定の有料ゴミ袋は、どのように対策すれば節約できるのでしょうか?定番から節約レシピまで、ゴミ袋節約のためのおすすめ対策5選をご紹介します!
ゴミの大きさにゴミ袋を合わせるのではなく、ゴミ袋の大きさにゴミを合わせる

自治体指定の有料ゴミ袋の多くは、ゴミ袋の大きさによって価格が異なります。
中には全サイズ同じ価格という自治体もありますが、ほとんどの所では大きなものほど値段が高くなる傾向があります。
同じ1枚を使うにしても、小さなもので対応できれば、その分節約できるというわけです。
少し小さめの服を買って、その服が着られるようにするという結果ありきのダイエット法がありますが、有料ゴミ袋の場合も同じことが言えます。
ゴミの量に合わせたゴミ袋を買うのではなく、少し小さめかな?と思われるサイズのゴミ袋を購入し、ゴミ袋の大きさにゴミを合わせることからはじめましょう!
1枚50円の大サイズから1枚40円の中サイズに変更しただけで、年間1920円、中サイズのゴミ袋48枚分も節約できます!
ゴミが少なくなるように買い物する

ボトルで買っていたシャンプーや食器用洗剤を面倒臭がらずに詰め替え用を買うようにする、お昼ご飯の菓子パンをやめて家でホットケーキを作るようにする、
チルドカップのジュースをやめて紙パックのジュースにするなど、ゴミが少しでも減るようなお買い物の仕方を工夫してみましょう。
ゴミ袋を節約するためには、ゴミを減らすという基本的なことをまずは意識することからスタートしましょう!
徹底的にリサイクルする

ゴミを出さないためには、リサイクルに出せるものは徹底的にリサイクルに出してしまいましょう!結果的にお財布にも地球にも優しくなります。
牛乳パックはもちろん、食品トレー、ペットボトル、卵パックなどリサイクルできるものはたくさんあります。
スーパーの回収に持ち込むほか、地域の子供会の回収に協力するのも良いでしょう。
古紙回収も積極的に利用しましょう。ボックスティッシュの箱もビニールの部分以外は全て紙です。名刺サイズ以上の紙であれば古紙回収に回すことを習慣づけましょう。
一番のおすすめは食材を使い切ること

一番のおすすめは、食べ物くずがなるべく出ないように食材を使い切る工夫をすることです。
ゴミが減らせてゴミ袋代が節約になるほか、節約おつまみなども作れてお財布にも優しく一石二鳥です!
食材使い切りレシピ
にんじん
調理する時に皮をむいている方も多いのではないでしょうか?
スーパーなどで販売されている土などが付いていないキレイなにんじんは、すでに洗浄されたものです。
本来にんじんの皮は非常に薄いもので、出荷前の洗浄段階で皮は剥けているのです。
スーパーで買ってきたにんじんは水洗いして表面についた埃を落としたら、表面は剥かずにそのまま料理に使えます!
ジャガイモ
他にもジャガイモの皮もキレイに洗ってピーラーで剥いたあと、軽く塩コショウして小麦粉を振って油で揚げれば、簡単なポテトフライが完成します。
ナス
ナスの皮は洗って細く切ったあと、ごま油と酒・砂糖・だし醤油で炒めてきんぴらに。
ほどく切ったにんじんや薄あげと一緒に炒めれば色合いも大変キレイに仕上がります。
かぼちゃの種
かぼちゃを料理する時に出る大量の種、捨ててしまうのはもったいない!
キレイに洗って水けを拭いたら、耐熱皿に並べて電子レンジで2分チン。フライパンで乾煎りしたら塩を振っておつまみに。
香ばしいおつまみが完成するだけでなく、実はかぼちゃの種には不飽和脂肪酸やビタミンAなどの健康成分がたっぷり含まれているのです。捨てるなんてもったいないですよ!
最後はやっぱり力技!

ゴミを少なくしてゴミ袋代を節約するには、やはり出たゴミを小さくすることははずせません!
丸める、圧縮する、ギュウギュウ押すなど、最後はやはり力技です。
特にお菓子の袋などは、そのまま捨てるのではなく、小さく畳んだあとに広がらないようにセロテープで止めてしまうとかなりコンパクトになります。
中身を小さくするだけでなく、外身(ゴミ袋)を大きくするという考えの方もいます。破れない程度にゴミ袋をあらかじめ引っ張って少し大きくしておくという方法です。
あと少し入れたい!という時には良いかもしれません。引っ張って伸ばす際には、あらかじめゴミ袋の内側にシールを貼って、破れにくいように補強するという強者案もありますよ!
ゴミ袋は生活する上で必需品なので、自治体指定の高額なゴミ袋代はなるべく節約したいものです。
小さな努力の積み重ねでも、10年間など長い目で見ると大きな節約になります。もちろん、お金の問題だけでなく本来の環境問題などにも有効です。
まずは『ゴミを出さない、増やさない』を意識することからスタートしましょう!