
『最初は張り切って節約していたけれど、だんだん辛くなってきた…』
『なんでこんなにストレスを溜めてまで節約しなくちゃいけないの?』
もしこんな風に、節約生活が苦しいと感じている場合は、少しオーバーフロー気味になっているか、節約の目標を見失っているのかもしれません。
節約という地味な取組みだからこそ、楽しく取り組みたいものです。節約は長期的に行ってこそ成果を感じられるものです。
今回は、節約を長く続けるためのモチベーションをキープするコツをご紹介します。
目標を明確にする

節約は、「なんとなく」行っていると苦しくなってきます。
始めた時こそ節約しよう!と意気込むのですが、続けるうちに「なんでこんなに我慢ばかりしなきゃいけないのだろう」と不満がたまってしまうのです。
節約モチベーションを上げるためには、この「なんでこんなに……」を利用します。
言い換えると、節約は理由があれば納得できるということです。
例えば、
- 来年の8月に金曜日から4日間沖縄に行って、有名ホテルに泊まりつつ素敵な出会いを見つけて、ひと夏の恋を楽しむために節約をする!
- お菓子代の無駄使いをやめたら痩せられるし節約になるなぁ。水着もかわいい服もヘアースタイルも準備しないといけないからその分の費用も貯めたいし、あと10か月で35万円貯めよう!
など、具体的に肉付けをした夢を広げていきましょう。
モチベーションが下がりかけたら、目標が旅行であればその土地のガイドブックを読んだり妄想お土産ショッピングをするなどをして、目標を再び具体化させるのがおすすめです。
見える化する

いくらお金が節約できたのかを目に見えて感じられなければ、なかなか節約を楽しく続けることは難しいものです。
1か月に節約したい金額を決めたら、そのお金を別の口座や貯金専用の貯金箱、封筒などに分けておきます。
毎月成果を見るようにして、いくら貯まったのか、いくら目標に追いついたのかを目で確認しましょう。
少し貯まってくるようになると、成果を見ること自体が楽しくなってきます。
自分が行った努力の結果を自分で認識することは、節約モチベーションに直結するのでおすすめです。
少額でも毎日できる節約を1つ作る

節約モチベーションをキープするには、達成感が必要不可欠です。
少額でも毎日できる節約を1つ作って「今日も節約できた!」という心の満足を感じましょう。
少額でも、毎日「貯まっていく」という姿を目にすることで、やる気につながります。
玄関にマグカップなどを置いておき、朝自宅を出る時にそこへ100円を入れてから出かけるなど、簡単なものがおすすめです。
フタのない容器や透明で中身が見えるものだと、毎日中身を確認できるのでおすすめです。
100円でも毎日行えば、1年で36500円、2年で73000円も貯まります!
安くて美味しいレシピを開発する

節約する項目として取り上げられやすいのが食費です。
毎日の生活に欠かせないものだからこそ、楽しく節約したいものです。
食欲は3大欲求のうちの1つなので、食事は辛さを感じない節約をして節約モチベーションを保ちましょう!
そのためには、「こんなに安いのにこんなに美味しい!」を連続させることがポイントです。
レンジで簡単!照り焼きチキン
耐熱ボウルに一口大に切った鶏肉1枚分を入れ、砂糖大さじ2+酒大さじ1+醤油大さじ2を振り入れます。
ラップをして、返しながら鶏肉に火が通るまで電子レンジでチンするだけで、美味しい鶏の照り焼きが完成します。
電子レンジを使うため、材料費も光熱費も圧倒的な安さでご飯がすすむメニューが完成します。
まるでお店の味!?塩辛パスタ
クリーム系のたらこパスタが好きな方におすすめなのが、イカの塩辛で作るクリームパスタです。
フライパンに塩辛1パックと生クリーム、溶かしバターを合わせて焦げないように温めるだけでソースが完成します。
塩辛がパスタになること自体衝撃ですが、そのおいしさはもっと衝撃的です。お店で食べるパスタよりも断然安く、美味しいものができます。お試しください!
褒めてもらう

節約に限らずモチベーションを上げるには、人に褒めてもらうことが大切です。
節約で工夫していることや成果をブログなどで報告して、読んでくれた人に褒めてもらったり、家族に節約の定期報告をして褒めてもらいましょう。
褒めてもらうつもりで報告したのに、反対に言われた言葉で嫌な気持ちになってしまってはモチベーションが下がってしまうため、
あらかじめ「モチベーションを上げたいから褒めてほしい!」と宣言してから報告することがおすすめです。
最後に
節約は苦しいと感じてしまうと、長く続けることが難しくなり、結局お金も貯まらず、それまでの我慢のストレスからかえって散財してしまう可能性があります。
楽しく前向きに取り組めるよう、節約モチベーションをキープしましょう!