
節約を始める時、一番手軽なのが家庭内で行える節約ですよね!例えば電気代や水道代、食費などの節約です。でも今あなたが行っている節約、本当に効果がありますか?もしかしたら、単なる気休めかもしれないのです。
この機会に、従来の節約方法を一度見直してみませんか?そしてより効果が高い節約へと舵を取り直しましょう♪今回は、実はあまり効果がない節約法を6つご紹介します。
1. トイレタンクのペットボトル

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水道代の節約として一躍有名となった、トイレタンクにペットボトルを入れる方法です。2リットルのペットボトルに水を入れ、トイレのタンクに沈めて流す水を制限するというものです。
一見効果がありそうなこの節約方法、実は大きなリスクがあったのです。それはズバリトイレの故障です。本来排水に必要な規定量を無視して水を流すことになるため、水量不足で詰まってしまう可能性があるのです。
もしトイレが詰まってしまったら、残念ながらこの節約法で10年節約したとしても追いつかないような修理代を支払うことになってしまいます。やめておいた方が無難です。
(参考)水道料金・下水道料金の計算方法(23区) | 手続き・料金 | 東京都水道局
トイレの節水に使えるおすすめグッズ
一般的に使用されている和式・洋式のほとんどのトイレに対応している「ボールタップ」です。現在使っているボールタップと交換するだけで、簡単に節水することが可能になります。フロート部の高さを調節すれば、タンクの水位を調節できます。
2.冷蔵庫のカーテン

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冷蔵庫の中に取り付けたビニールカーテンが、ドアの開け閉めによる冷気の逃げをガードして、電気代の節約になると言われている方法です。
冷蔵庫専用のビニールカーテンは100円ショップなどでも販売されていますが、異論も多々あります。
例えば、『カーテンを付けるとドアポケットに収まっている卵や牛乳などに冷気がいかずに傷んでしまう』という意見。
吹き出し口がカーテンの内側にある場合、冷気がドアポケットにまで及びません。吹き出し口がカーテンの外側にある場合は、逆に庫内が冷えないということに。
そのような温度の差が、冷蔵庫の温度センサーを混乱させ余計にエネルギーを使わせてしまうことになりかねません。
冷蔵庫の節電で一番大切なのは、庫内に物を詰め込み過ぎないこと!余計な物をなくしてスッキリさせておけば、余計なエネルギーも不要です。
冷蔵庫の節電に使えるおすすめグッズ
冷蔵庫に入れておくだけで、10~15%の節電効果が見込める「冷気まもるくん」。6℃で凍る特殊なポリマーを使用し、冷蔵庫内の温度上昇を抑えてくれます。大きな冷蔵庫の場合は2つ使いがおすすめ!もしもの停電時にも冷蔵庫の温度上昇を守ってくれる優秀グッズです。
3.とにかくコンセントを抜く

東京電力のデータによると、一般家庭の待機電力はなんと全消費電力の10%以上!電気代が月々7,000円の家庭の場合、そのうち約700円が待機電力に使われているということになります。1年間にすると、700円×12ヶ月=8,400円です。
これをカット出来ればかなりの節約になる、一刻も早くコンセントを抜かねば!と思った方はちょっと待ってください!
むやみにコンセントを抜いてはいけない電化製品があるからです!それは『起動することにエネルギーを多く使う機器』です。
例えば、データを送受信している「テレビ」や「レコーダー」などです。最近の電化製品は待機電力が少なくなるように作られているので、コンセントをこまめに抜かなくても電気代が膨れ上がる心配はありません。
待機電力の節約に使えるおすすめグッズ

ELECOM 電源タップ 個別スイッチ 省エネ ほこり防止シャッター付き スイングプラグ 4個口 2m ホワイト T-E6A-2420WH
- 出版社/メーカー: エレコム
- 発売日: 2015/05/21
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
接続機器ごとに個別ON/OFFスイッチが付いた「省エネタップ」です。未使用時の差込口はホコリが入らないよう防止シャッターが装備されており、感電や火災の防止にも役立ちます。ペットや小さなお子さんがいるご家庭におすすめ!
4.こまめにエアコンを切る

エアコンは、電源を入れてから設定温度になる過程に電力を多く使います。そのため、涼しくなったからといってエアコンを切るのはNGなのです!
切っては付け、切っては付け…の繰り返しが一番電力を消費します。最近のエアコンは省エネ運転をしてくれていますので、同じ部屋でしばらく過ごすなら、その間は付けっぱなしでも大丈夫でしょう。
エアコンの節電に使えるおすすめグッズ
エアコン室外機に取り付ける遮光シートです。室外機が直射日光に照らされることにより十分な熱交換が出来ず、余計な電気代がかかってしまいます。固定ベルト付きなので雨風にも安心、室外機の汚れやホコリも防げます。
5.一週間分のまとめ買い

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節約ブログなどで1週間分の食材まとめ買い記事をよく見かけますが、これは計画的に実践出来る人だけが得する節約方法です。
実は、1週間分の食材を過不足なく揃えて保存するというのは、慣れないと中々難しい技なのです。
肉や魚、野菜などの食品を上手く保存して長持ちさせるのには手間やコツが必要になります。食品の保存をマスターするまでは、無理なまとめ買いは控えた方が無難です。
6.家計簿の無駄遣い

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家計簿が続かない…という人は思い切って家計簿を卒業しましょう!時間も家計簿も無駄になってしまいます。
ひとまず家計簿を止めて、その辺に余っているメモ帳に月の収入と予算だけを書き記しましょう。あとは予算内で生活するように努めればOK!
大切なのは、『収入と支出のバランスを把握すること』なのです。続かないストレスを抱えたまま家計簿に固執することはありません!
あまりに予算をオーバーする月が続いたら、その時には1ヶ月だけレシートを集計してみましょう。何にお金を使っているか、確認することが出来ます。
また、家計簿を続けていても見直さないのでは意味がありません。1円単位の計算に縛られるのが家計簿ではなく、無駄遣いを見つけ、予算内でやりくりして貯金を増やすのが家計簿の目的ですからね♪
以上、実はあまり効果がない6つの節約法をご紹介しました。節約だと思って続けていたことが、実は足を引っ張っていたなんて…。この記事が、今皆さんが行っている節約法について見直すきっかけになれば幸いです!